駄菓子屋さん
駄菓子と聞いて、誰もが子供の頃を思い浮かべられるのではないでしょうか。
懐かしい情景が想像されますね。
私にもしっかりと駄菓子屋さんでの記憶があるのですが、それは他の人とは少々違うようだと大きくなるにつれて分かって来ました。
一般的に子供の日常の行動半径のなかに、駄菓子屋さんというのは存在していて、そこで子供達は自由に駄菓子やおもちゃを買う事が出来る。駄菓子屋さんは何とはなしに子供の寄り道の場所、集まる場所、コミュニケーション出来る場所でもあるわけですね。
そのように子供達が日々遊びとともに馴染んでいるお店が駄菓子屋さんなのですね。
ところが、私にはそのような駄菓子屋さんの存在を知りませんでした。
ちびまるこちゃんのアニメに出てくるように、普通にその辺に駄菓子屋さんがあって当たり前みたいな町。
私の住む町でも探せばとこがに小さな駄菓子屋さんがあったのかもしれないけれど、私が育った所にはスーパーマーケットと小さな商店街だけしかなく、商店街の中には、小さな本屋、パン屋、文具屋、薬局、電気屋、写真館、ブティック、花屋、、と生活必需品が揃う程度のささやかな商店だけが並んでいました。
駄菓子屋さんは私の視野の中にはなかったのです。
じゃぁ私の記憶の中の駄菓子屋さんはどこに?それはバスに乗って10駅ほど行ったちょっと遠いところにあったのです。わざわざそこへバスに乗って買いに行くのではなくて、大人の人に連れられて何かの用事でその方面へ行った時に、ごくごくたまにその駄菓子屋さんでお菓子を買ってもらったというもの。
だから、1年に数回行くか行かないか・・・ほんとにまれでした。
それでも楽しかった。
のちのち大人になってから、駄菓子屋さんで売られている駄菓子と言うものがどういうものを指すのかも知りました。私の知っている駄菓子は、ばら売りしている、メーカーのお菓子だったり、小さな容器のお菓子の事だったのです。チロルチョコだったり森永のおまけ付きキャラメルだったり、明治のチョコベビーだったりです。
これって普通(?)のお菓子で駄菓子屋さんで見かける、いわゆる駄菓子ではないですよね。わたしはずっと小さなお菓子を駄菓子だと思っていたのです。 他人の駄菓子屋さんでの体験話などを聞くと丸で違うし、登場するお菓子も全然知らないものが多くて、ちょっとがっかり。
他人が話す子供の頃の駄菓子屋さんでの様子は、それは楽しそうで、ちょっとずるくて、私も経験したかったな、とうらやましく思いました。
そして、一番びっくりしたのが、駄菓子屋さんの話になると私と親とでは全然話があわないし、親の話が理解出来ないのに、私より年下の人が私の親とぴったり駄菓子屋談義を楽しくしているのです。
話の中身も合っているし、買ったものまで「そうそう」、やってる事も「よくやった、やった」と一致しているのです。
何で?
う~~ん、恐るべし駄菓子屋さん。
わたしは結局本物の駄菓子屋さんを知らなくて大きくなったのね(~_~;)
いまさら本物(?)の駄菓子を眺めても「うわぁほしいなぁ」とは思わないものね駄目だこりゃ。
子供の頃にしっかり駄菓子屋経験しておきましょう。
のちのち、駄菓子屋の話題でコミュニケーションが取れるので、これはうらやましい限りです。
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Posted by ささやき日記 | Comments (0) | 駄菓子屋さん ▲